内部告発後の降格は是認、出向命令と解雇は無効(29.6.28 最高裁)

2017年07月03日

内部告発後に降格処分を受け、出向命令を拒み懲戒解雇された元大王製紙社員の男性が、会社を相手に解雇無効などを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷は会社と男性双方の上告を退ける決定をした。

28日付。

解雇を無効とし、給与の支払いを命じる一方、降格処分は有効とした二審判決が確定した。

確定判決によると、男性は2012年12月、経営陣と対立していた当時の顧問宛てに、社内で不適切な会計処理があるとする文書を送った。

その後、降格処分と出向命令を受け、出向を拒否し続けて、2013年3月に懲戒解雇された。

一審東京地裁判決は、不当な出向命令と認め、本来受け取ったはずの給与支払いを命じた。

告発は真実ではないとして、降格処分を是認。

二審東京高裁も支持した。

著者:太田満

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL