懲戒解雇は無効で1億240万円の支払命令(29.10.13 東京地裁)

2017年11月03日

生命保険会社を懲戒解雇された男性社員が処分を不服として未払い賃金の支払いなどを求めた訴訟の判決で、東京地裁は、解雇は無効と判断、2年9か月分の未払い給与計約1億240万円の支払いを命じた。

判決によると、男性が顧客に対し事実に反する説明をしたとして、同社は2013年6月に業務停止3日の懲戒処分を出した。

男性がこれに従わなかったため、2014年11月に懲戒解雇した。

裁判官は、業務停止3日の処分は有効とした一方で「男性が業務停止処分に服さないことで会社側に見過ごせない損害が発生したとは認められず、解雇は相当性を欠く」と述べた。

生命保険会社は「判決の内容を精査した上で、今後の対応を検討していく」としている。

著者:太田満