男性医師も両立支援でモデル事業(29.11.23 厚労省)

2017年11月27日

女性医師だけでなく、男性医師に関しても仕事と育児、介護との両立を支援しようと厚生労働省は、カバー体制の構築など柔軟な働き方を認める職場の環境整備に乗り出す方針を固めました。

2018年度から全国の医療機関でモデル事業を実施。

同省の担当者は「育児や介護は本来、男女どちらも担うもの。誰もが働きやすい環境づくりを目指したい」としている。
厚労省によると、出産や育児のためにキャリアを中断した女性医師への支援は既に始まっているが、男性医師は対象外だった。

新たなモデル事業は性別を問わず、看護師ら医師以外の医療職も対象とする。

この動きを広げるため、都道府県ごとに協議会を開き成果を共有する。
厚労省が2013年、子育てと勤務を両立できる条件を臨床研修修了者に複数回答可で聞いたところ、男女ともに「職場の理解・雰囲気」を挙げた人が一番多かった。

次いで「勤務先に託児施設がある」「子どもの急病などの際に休暇が取りやすい」「当直や時間外勤務の免除」と続いた。
新事業では、夜間や休日の対応医師を明確にしたり、チーム医療を進めたりすることで、休みやすい職場づくりを目指す。

子どもの保育や家族の介護サービスへの補助も検討。

育児や介護が原因で離職した医師が条件に合う職場で復職するためのマッチングシステムの構築も想定している。
医師の働き方を巡っては、1週間の労働時間が60時間以上の常勤医師の割合は39%(昨年12月調査)と長時間労働が常態化しており、厚労省が改善策を検討している。

著者:太田満

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