医師の労働時間を未設定など是正勧告・指導(30.1.18 相模原労基署)

2018年01月22日

神奈川県にある病院が就業規則に医師の労働時間を定めていなかったなどとして、運営する学校法人が相模原労働基準監督署から是正勧告や改善指導を受けたことが判明した。

同院によると、病院の勤務時間管理規程で労働時間を週38時間と定めていたが、医師は適用外だった。

出退勤時刻はタイムカードで記録していたが、労働安全衛生法で定める健康被害の防止措置は講じていなかった。

労働契約締結の際に労働条件を書面で交付していなかった点も、労働基準法違反に当たるなどとして是正勧告を受けた。

医師以外も、時間外勤務の申請書と実際の出退勤時間が食い違うなどとして、改善を求める指導票が交付された。

当該病院は、高度医療を提供する特定機能病院で、医師約600人、看護師約1300人が勤務している。

理事長は「是正勧告を真摯に受け止め、医師の勤務時間を適正に管理する」とコメント。

厚生労働省は医師の働き方改革に関する検討会で、診療の求めを原則拒めないと医師法が規定する応召義務の在り方などの議論を進めている。

 

著者:太田満

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