労働生産性の国際比較(29.12.21 日本生産性本部)

2017年12月21日

(1)日本の時間当たり労働生産性は46.0ドルで、OECD加盟35国中20位。

OECDデータに基づく2016年の日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は、46.0ドル(4,694円/購買力平価(PPP)換算)。米国の3分の2の水準にあたり、順位はOECD加盟35カ国中20位だった。名目ベースでみると、前年度から1.2%上昇したものの、順位に変動はなかった。主要先進7カ国でみると、データが取得可能な1970年以降、最下位の状況が続いている。

(2)日本の1人当たり労働生産性は、81,777ドル。OECD加盟35ヵ国中21位。

2016年の日本の1人当たり労働生産性(就業者1人当たり付加価値)は、81,777ドル(834万円)。英国(88,427ドル)やカナダ(88,359ドル)をやや下回るものの、ニュージーランド(74,327ドル)を上回る水準で、順位でみるとOECD加盟35カ国中21位となっている。

(3)製造業の労働生産性は95,063ドル。主要国中14位で過去最低の順位に。

日本の製造業の労働生産性水準(就業者1人当たり付加価値)は、95,063ドル(1,066万円/為替レート換算)。これは、為替レートがこのところ円安傾向に振れている影響が大きく、順位でみると1995年以降では最低(タイ)の14位となっている。

 

著者:太田満